図書館を彷徨っている最中、ふと顔を上げたらそこは夏生棚だった。
◇
おんもしろかったぁ〜……
学生ぶりに読書に集中したかも、というくらい。
内容如何というより、むしろ、わたしにまだそんな集中力が残っていたんだ!という事実に感動した。
ただし、冒頭6ページはいらない。*1
いやマジでいらない。
わたしは奇跡的に冒頭6ページを読み落とし、いきなり本文から読み始めたからよかったものの、あれ本当、蛇足としか思えない。
これから読む人も、冒頭6ページは一旦完全になかったことにしてほしい。
そんで、本編読了後に余韻に浸りながら「そういや冒頭蛇足云々って何だったんだろ……」程度のうっすい関心でペラっとめくってみる、くらいでよいと思う。
その方が絶対おもしろいよ。
いらん部分を読み飛ばすことにより、体感でリーダビリティが5倍になるから。※個人の感想です
*1:ハードカバーの方の話です。