忘れないうちに今朝（※）見た夢の内容をメモ。
（※）三週間前の話です。
胸糞悪……（褒め言葉）と思いながら起きました。
目覚めた当初は えっすごく面白い と思ったけれど、改めて文章にしてみるとひっどいなこれ。
◇
主人公は若い女の子。20代………… 前半かな？ おそらくわたしと同年代。
ひょろっとした見た目の、これまた同年代の彼氏がいる。
GPS機能を使用して行動を把握しようとしていた
彼女のアカウントを無断使用し、勝手に通販サイトで購入された商品が届いていた
レイプ紛いの行為
DV紛いのｒｙ
女の子は学生時代に運動部に所属していたためある程度腕力と体力に自信あり
反面、男の方はひょろひょろの痩せ型体型で力も体力もあまりないため、全身の力でもって腕を捻り、なんとか押さえつけることができた
そのままスピーカー通話状態にしたスマホで警察に通報
抵抗と罵倒を繰り返す男に、彼女も興奮状態で怒鳴り返す
数分後、赤色灯を灯した自動車が女の子の自宅前に到着（彼女の自宅は賃貸アパートの一階）
ところが現れたのは屈強な男性警察官ではなく、彼女同様に若い女性警察官二人組だった
彼女はなおも抵抗する男を全力で押さえつけながらもこれまでの男の悪質な行動の数々を洗いざらい暴露する
女警官はその話を親身になって聞いてくれるが、どうにもその反応は薄っぺらく、どことなく胡散臭さを漂わす
「たしかに私たちは若い女で、見てくれから腕力を信用されないであろうことも理解しております。
しかしこう見えても私たちは警察学校で鍛えられていますし、同じく女性であるあなたが一人でその男を抑え込むことができています。
どうか信用してください。
決してその男を逃がすなどという失態は晒しませんから」
親身になっているようでこちらの話を真剣に受け止めていないかのような薄っぺらい笑顔で、どうにも胡散臭く感じるが、このまま一人で男を押さえ続けるわけにもいかない
ここは大人しく引き渡すことにするか、と思ったとき、さらなる違和感とその原因に気がつく
こちらが通報したとはいえ、DV行動をとるかもしれない男が同じ部屋にいるというのに（加えて彼女の自室は外の様子がわかりやすいアパートの一階である）、わざわざ赤色灯を灯してやってくるのはおかしいのではないか
加害者かもしれない人間を刺激しないよう、ひっそりと近づくことが定石ではないだろうか？
不意に感じた自分の直感に従い、彼女は男を押さえ込んだまま助けを求めて喚き散らした
◇
異変に気づいた複数の近隣住民がそれぞれ警察に通報をしたり、恐る恐る部屋を覗きに来たりしたため、男は無事に逮捕された
（ちなみに赤色灯はとっくの昔に消されていたうえ、正規のパトカーではなかった。覆面というやつだろうか？ と彼女は訝しがりながらも納得した。しかし後から人に聞いたところ、覆面パトカーですらないただの一般乗用車だったそうだ）
結論から言うと、
男は重度のネクロフィリアであり、自らの恋人とした若い女を執拗にいたぶり虐待、強姦、殺害、屍姦することが趣味という異状性癖の持ち主だった
さらにその一部始終を写真や動画に記録し、厳正に管理された完全会員制の個人サイトにアップロードしていた
今朝彼女の部屋に届いた例の商品はまさにその凶器となる予定だった新品のスタンガンであった
一般的に、使用する凶器を毎回新調することは危険な行為ではあるが、そこは男が何かしらの強いこだわりを持っていたようだ
殺害の度に必ず新品の超高電圧スタンガンを購入し、それを裸体に剥いた女の下腹部に押し当てることで標的の動きを止める…… というのが常套手段だったという
男は常にこの一連の流れを行っていた
いわばルーティン、あるいは儀式である
加えて彼女の自宅へやってきた女警官二人組は、男のサイト、さらにはそこにアップロードされる動画や静止画の熱烈なファン、というか狂信者であり、
正規の警察官でもなかった
こういった事態を想定していた男は、咄嗟に自身のスマートフォンに緊急連絡先として登録していた番号をコールし、女警官（偽）にフォローを求めた
偽警官と緊急の連絡を取るのは男にとって初めてのことであり、さらに彼女にスマートフォンを奪い取られ電話を代わられてしまうという大ピンチであったが、女警官（偽）は凄まじい瞬間状況把握能力とヤンデレじみた執念と異様に冴えた直感によって男の窮状を瞬時に理解し、的確なフォローを行った
普段から男と自分に起こりうる様々な事態を脳内でシミュレートしていたようである
この女絶対メンヘラだろ
