ねえちょっと面白すぎない? なにこれ……?
と、戸惑いすら感じた2巻。
多分傑作なんじゃないかしら。
しかしスケールがめちゃくちゃデカくなったな(いつの間にかワールドワイドな戦いに……)
なお、前巻とは比較にならないくらい呂小丑の化け物みが増してます。さいこう。
◇
全員が全員、独自の動機と価値観を持って戦場に臨んでいるのがもうすっげぇアツい。
プリーストこと坊屋の悪党らしからぬ小市民的な考え方(実際それほど図抜けた悪党ではないんだけど)や、人生の一発逆転を賭ける純朴な疾鷹の動機が特に良い。
美舟と疾鷹の噛み合わない会話も良い。
ていうかベタなキャラ付けではあるけど美舟がやっぱり良い。
それと意外に世界は狭いんだなって。