“ 私は神様を殺した女になるの。“
江波学園三部作の一作目、になるのかな。
↑とんだ嘘を書いていました。
真の三部作の一作目…… というか氏のデビュー作はストレンジボイスのようです。
調べもせず、てきとうに書いてしまって心底申し訳ない。
あまりにも面白くて（という言い方もどうかと思うが）昼休み、近所の公園で立ったままゴンゴン読み耽る。
しかしながら当方、本を読むスピードが異常に遅いため、昼休みはもちろん行き帰りの電車や風呂、布団の中まで端末を持ち込み、休まずせっせと読み進めた。……にもかかわらず結局三日以上かかった。マジで遅い。ヤバい。
かつて自分が新堂冬樹や堂場瞬一、吉田修一あたりに強い影響を受けて育った女子高生…… であったことを思い出した。
やっぱ好きなんだよなぁ、こういうの。
本作の後味の悪いラストもたまんねぇなぁ。
大変好みです。
読んだあとにタイトルの意味とか考えると最高に憂鬱になるよね！ 罰（punishment）だってよ
◇
ストレンジボイスだけは（何故か）読んだことがありますが、ペイルライダー、葬祭シリーズ（葬祭て）、ボーパルバニーあたりは未読なので、これから全部一気に読みます。
祭りじゃ〜！ 江波祭りじゃ〜！（怒られそう）
にしても、この表紙って常磐と七瀬と郁なのか。
ずっと女子三人だと思ってた。
ある意味詐欺。
7/18（月）追記：
メルカリで帯付きの本書を見つけたのだけど、その帯が、あの、なんていうかひどい。
いやひどいというか…………？
良いとか悪いとかそういう問題ではなく、この帯の文言じゃ確実に誤解されるでしょうよ、という。
とにかく騙してやろう、という編集部の謎の気概が感じられるもので、個人的にはけっこう好きでした。
でもきっと人によってはキレると思う（あと正しい客層？には届かないんじゃないか）（もしや完全にクチコミ狙い？）
