前記事の思いっきり続き。
ゲーム版イナクロも気づけば最終ステージ、これはいわゆるラスボス戦にあたるのかな。
怒涛の燃え展開ラッシュが始まりましたので、その感想を。
追記 :
相も変わらず長いので、今回も前後編に分けてみました。
まるで成長していない・・・
ラグナロク編後半〜エピローグまでの感想はこちら。↓
ayumidiary.hatenablog.jp
追記2 :
バックアップをとるのに失敗して、書いた記事がかなりの量消失しました。いやほんとマジで泣くから・・・
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ラグナロク編、スタート
「さあ、できたよ。ラグナロクスタジアムだ。
ここが新しい世界の始まりとなるんだ。」
「僕がフェーダの皇帝だ」っていきなり名乗る皇帝本当(アホで)好き。
セカチルマジでかわいい子多いぞ〜!!
とりわけチームガルの主力組が大好きです。
デッキ・ユウチ・ヨッカ+フェイ
かわいい。
個人的に好みなのはデッキ、万人受けするのはたぶんヨッカ。
でも気持ちはわかる。ヨッカワイイ。
追記 : フェーダの青い流星・・・・・・・だと?(ゲーム説明文より)それよかデッキが白竜の子孫説はガチなんですか
前章ラスト付近のSARUの「天馬くん」呼びが良かったのだけど、残念ながら今回は呼び捨てだった。
まあこれはこれで良いんですが。
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円堂監督の呼び方 サル→円堂
円堂・・・ く・・・ん・・・・・・!!!??(なん・・・だと・・・!?
「それに・・・ えーと、だれだっけ・・・」
浜野に名前を覚えられていないガンマ。
公式でそういう扱いなの・・・?
実際、意味ありげに登場したかと思ったらあっという間に洗脳され、その挙句にサクッと消されてしまったキャラクターだから無理もないね。仕方ないね。
こうして再登場できただけでも御の字。 ゲフンゲフン
名も知らぬモブからの「プロトコルオメガのベータちゃん」呼びキタ━(゚∀゚)━!!
Lv.47になると同時にフェイがしれっとエクストリームラビットを覚えてしまったのだけど、これにまつわるエピソード何もないのかよ・・・!!!
個人的にめちゃくちゃ楽しみにしていたのにな〜 天馬とフェイの何かしらのエピソード。
なんとなく肩透かし食らった気分になりました。残念。
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ザン戦。個人的見どころはガロとザナーク。
「剣城。冷静に試合を見ろ。
この試合は負けるとみるべきだ。
ならば次の勝利のための布石をつくる。」
「敵は油断している。勝ちを確信しているからだ。
つけいる隙はきっとある。」
「剣城。よく聞け。
最後の1点の価値は敵と俺たちとでは全く違う。 ここでの1点は全員のムードを変える。」
「そうだ。次の試合を控える者に『勝利の希望』を残してやろうじゃないか。」
まさかイナゴでこんなセリフを目にするとは思わなんだ。
さすがは元祖・天才ゲームメーカー。イケメンすぎる。
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ガル戦。
「フェイはうそをつけるような奴じゃない。」
「君たちの時代の者たちと心を通じ合わせて導いてもらうためには記憶を消すのが一番だって考えたのさ。」
サルの、フェイに対するある種の確信・断定・信用と、それと同時に存在する不信頼が混ざり合った歪な心理状態、めちゃくちゃおいしいです。
フェイのことはすべて理解している気でいて(実際それに近いところまできていて)それ故に生まれる信用と、「フェイを理解しているからこそ」生まれる不信頼が心中同在しているところはいかにもひねくれ者で合理主義で人間不信傾向のあるサルらしくてすごく良かった。
フェイのこと信用はしているけれど信頼はしていないよね、サル。
この歪さがすごくいい・・・
あと、このシーンを観るまでなんとなくサルはフェイに執着や依存心を抱いているのかなと思っていたけれど、そうでもなさそう?
フェイの支えがなくとも存外しっかりしてます。
むしろフェイの方が・・・
「彼はうそをついていないさ。」
「記憶を消された彼の心に残ったのはサッカーを好きだという純粋な記憶のみ。」
「だから 君たちのもとに現れたフェイは純粋なサッカー少年だったはずだよ。」
フェイのことは手に取るようにわかってますよ〜感。
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「まあガンマったら野心家さん。」
「・・・だがこの試合点を決めるのは俺だ!
ガンマ! ボールをよこせええぇっ!!」
ベータちゃん本日も絶好調です。
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相手に依存しているのは実はサルではなくフェイのほうだった説、あると思います。
「『君の力は気味が悪くなんかない
素晴らしいものだ。人の未来への可能性だよ』
そう言ったんだ。
・・・だから 僕はあの時決めたんだ。
僕たちを認めない奴らに復讐するって。」
一人ぼっちで孤独だったフェイが、物心ついて以降はじめて自分を肯定してくれた存在に惹かれ、協力するようになるのはある意味仕方のないことだと思うんだ。
「君の力は気味が悪くなんかない。素晴らしいものだ。
人の未来への可能性だよ。」
うん。確かにサルが言いそうだ。
しかし、果たして彼は打算でこのセリフを口にしたのか、あるいは心からの本音だったのか・・・
どちらにせよめちゃくちゃおいしいですね。
公式さん、この二人の関係性や馴れ初めをもうちょっと詳しく描いてくれてもいいのよ・・・?
.
□ フミータさん(ガル戦前)
「おいおい うちのキャプテンにあまり近づかないでもらえるか?」
過保護・・・・・・!(ニッコリ)
□
「黄名子・・・ 余計なお世話だよ!
なんで いつも僕に関わってくるの!
黄名子には関係ないじゃないか!」
「関係あるやんね!」
「フェイは・・・。」
「フェイはうちの子供やんね!」
フェイと黄名子。切ない。
「なんでうちなの。
あなたのいた時代にはあなたと結婚したうちがいるはずやんね。」
「・・・なんか暗い話になりそうだから言わなくていい。」
アスレイと黄名子。
切なすぎて胸が苦しい。
一人息子と愛する妻のためにハイリスクなタイムジャンプや所属組織への裏切り行為を働いてしまう究極の親バカ&嫁バカなアスレイは、思考とやり方こそ頭おかしいけれど中身はただの良い人なんですよね。
いや思考とやり方は本当におかしいのだけれど!
うーんでも息子想いの良い人なんだよな。
ルーン家の平穏で幸福な未来を心から願ってやみません。
前途は多難だけど黄名子ならきっとやってくれると自分は信じてる。
あ。後半の黄名子のセリフはうっかりメモをとるのを忘れてうろ覚えなので実際のセリフとはちょっと違うところがあるかもしれない・・・
あまりアテにしないでください。
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ギル戦。
情熱のラヴァーズ♂♀→ハートレイピア
いやギリスが化身を出した意味w w w w w w w w
・・・え。ないですよね?
それか某プリキュアみたく二人揃わないと化身が出せない制約でもあるのか
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監督の帰還
「円堂監督、おかえりなさい!
・・・・・・俺、嬉しいです!」
ここの涙ぐむ天馬から盛大にもらい泣きした。
セリフがシンプルな分、彼がこの言葉に込めた万感の思いがひしひしと感じられて胸が熱くなりました。
天馬本当好き・・・ 好きです・・・
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ザ・ラグーン戦──── の前のバカップル
「私たちセカンドステージ・チルドレンはあなたたちとは違うのよ・・・。
今度こそ思い知らせてあげるわ。」「メイアのプライドを傷付けたこと 後悔させてやるよ。」
ギリスェ・・・(本当にそれでいいのかおまえは)
「さぁ、見ててね。」
「まさかっ・・・ スタジアムがワームホール内に!?」
「どういうつもりだ!」
別に大したセリフではないのだけれど、①サルがかわいい。②ワンダバと鬼道が同じ画面でワタワタしていて笑った。③フェイがかわいい。ということで一応。
「違う! 僕たちは特別なんだ!!」
そう、このシーンが見たかった。
ここを見るためにゲーム版イナクロをプレイしたと言っても全く過言ではない・・・ どころか最初はマジでそれだけを動機に始めました。
満足。
余裕綽々のスカした態度から試合の経過と共に精神的にどんどん追い詰められていく皇帝があまりにも好きすぎるので、備忘録がてら終盤の天馬・フェイとのやりとりをメモメモ。
全部抜き出すとかなりの分量になりますがここはあくまで自分用の備忘録なので・・・・・・。
「ふふっ 君たちとは完全に違うんだ。
新しい人間だけに与えられた特別な力なんだ!」
↓
「僕たちを怪物扱いしたエルドラドの大人たちは古い人間なんだ。
僕たちこそが新しい人間のカタチ。
古い人間は淘汰されていなくなるべきだ。
僕は世界に新しい秩序をもたらす。
自分たちの世界をつくるんだ!
だから戦う!
僕たちの未来を勝ち取るために!」
ちょっと早口で興奮気味なところが良い。
「あいつらは人間なのか・・・。」と思わず口をついて出た剣城に、「人間だよ。俺たちと同じ・・・人間だ。だから絶対に勝てる!」と言い切る天馬はさすがだと思う。SUKI
「ふふふ・・・ さぁ、何が変わったか当ててみて────!」
アンプルチート皇帝。
「くっ どうしてこいつらは僕たちと渡り合えるんだ。
セカンドステージ・チルドレンの僕たちと・・・。
僕たちは『特別な力』によってつながった最強のチームのはずなのに!」
「みんなをつなぐものは『力』なんかじゃない! もっといろんな想いで人はつながれるんだ!」
「違う・・・。力があるから僕たちは価値があるんだ。これまでの古い人間たちよりも・・・。
その力こそがフェーダのみんなをつないで支えている。」
「聞いてくれ、サル・・・。今ならわかるんだ。
フェーダは一人ぼっちでさびしい思いをした者たちの集まりだった。
だから身を寄せ合って生きてきたんだ。力でつながっていたんじゃない。」
「違う・・・違う!
僕たちをつなぐものは『力』・・・。
力があるから結束してるんだ。
力を持った者同士・・・ 大人にも・・・ 誰にも頼らず生きている。
だからフェーダには価値があるんだ!」
「力だけでつながって誰にも頼らず生きていくなんてそんなのつまんないよ・・・。
うまく言えないけどみんなをつなぐものはそんなんじゃない!
胸の中が熱くなって涙が溢れてきて
いっしょになって喜んだり悲しんだり・・・
そうしていくうちになるものなんだよ・・・。」
「なる・・・ もの・・・?」
「・・・トモダチにさ。トモダチになるんだ・・・。本当の仲間になるんだ!
深いところでつながってる。
それは誰にも絶ち切る事のできない絆になるんだ!」
「そう・・・ そうだったんだ。
僕らは時空最強イレブンを探して旅して来た。
だけど、その旅で手に入れたのは時空最強イレブンよりももっと大きくて大切なものだった。
それがみんなとの絆だったんだ!」
「絆・・・?」
「僕は君たちと同じ一人ぼっちだった。
だけど、天馬たちと旅をしてトモダチが出来たんだ。トモダチは家族と同じくらい素晴らしいものだよ。」
「違う・・・ 僕たちは特別なんだ。
特別な力を持っている者同士繋がっているんだ。トモダチなんかじゃない。僕たちは組織であり同士なんだ!」
「力があったってなくたってみんな同じ人間だろ!!」
「違う! 僕たちは特別なんだ!!」
↓
「・・・いい加減理解してほしいな。
君たち古い人間は淘汰されるべきだ・・・。 君たちが勝つことなんてありえないんだ・・・。」
↓
「はぁっ・・・ はぁ・・・ はぁ・・・!
なぜだ・・・
なぜだ、なぜだ、なぜだ・・・ なぜだ────っ!
なぜあいつらはまだ戦える!!
なぜなんだ──っ!!」
↓
「そんな・・・ 馬鹿な・・・! あいつらが・・・
この僕たちに勝てるはずがない!
勝てるはずがないんだ!!
クッ・・・ 駄目だ・・・ 力が入らない・・・。
もう僕の力は残ってないっていうのか・・・。
僕が力を失ってしまったらこのチームはバラバラになる・・・。
僕のこの力こそがフェーダのみんなをつないでいるんだ。
こんなところで・・・
あいつらに負けるなんて許されない!
僕たちは・・・ 勝たなければならないんだ!!」
↓
そして同点に追いつかれ、さらには勝ち越されたあとに「もう駄目だ・・・」とか言い出す始末。
これまで舐めプに慣れすぎていたせいで窮地に弱いのか単純に打たれ弱いのか(´・ω・`)
いずれにしろ皇帝の威厳ェ・・・
サリュー本当好き。
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サルとギリスとメイア。
最後の最後まで「特別な力」「特別な存在」「力こそが己の存在価値」という観念に縛られ続けるサルと、そんな彼に寄り添おうとするギリスとメイアの姿はとても良いものだった。
語彙力が低いものでここのシーンを語るための言葉はあまり多く持っていないものの、実際は大変うるうるきてました。
良いお話でした。
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長ぇ!!! (机バーン
今回はとりあえずここまで。
後編に続きます。