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イナギャ感想、雑語り【後編】

イナギャラ雑語り、後編。



長くなりすぎて切り離した前回(イナギャ感想、雑語り【前編】 - nocturne)のお話の続きです。
後半キャラ愛強め注意。


カテゴリーは迷ったけれど、一応2記事併せて6500字くらいなので〈5千字以上の記事〉タグを冠しておきます。





丁寧且つ細やかな個性の表現

過去に語りきれなかったイナギャの好きなところ、まだあります。


例えば、各キャラクターの個性の表現が(イナズマシリーズにしては)わりと細かいところとか。
わかりやすいのはそれぞれのユニフォームの着方とかチーム内での呼称の違いあたりかな〜。
前者の例を挙げると、瞬木はしっかりきっちりシャツをズボンの中にしまい込むけれど、剣城は目一杯出してる、とかね。


この小さな違いが本当に愛おしい。


あとはジャージのファスナーの開き具合とかね。(剣城は全開、井吹はやや開け)



後者で言うと、好葉のことを名前呼びするメンバーは実は少ないとか、直接さくらでいいよと言われた天馬と基本的にフレンドリーな信助を除いて素人組の中で野咲ちゃんのことを「さくら」って下の名前で呼び捨てにするのは鉄角だけとかね〜〜〜!


(個人的に瞬木の野咲さん呼びと鉄角のさくら呼びがものすごいツボ。鉄さくかわいすぎるんじゃあ・・・)


三角関係と見せかけためんどくさいすれ違い展開を実はちょっぴり期待していた



そしてギャラクシーに限らずGO全体がそうなのですが、ストーリーの展開に合わせて途中、呼び方が変わるのがとても良いな〜と思っております。
代表的なのは「キャプテン→天馬」(瞬木)とか「西園→信助」(井吹)あたりですが、「森村→好葉」(九坂)にもときめいたなぁ。


(これってゲームだけでしたっけ。アニメはどうだったかなぁ・・・)
→アニメ版もそうらしいです!



他にはゲーム限定の話になってしまうのだけれど、瞬木が普段から買い食いをしないタイプであるとか自分の携帯電話を所持していない、みたいな細かい設定も、のちに明かされる彼のバックグラウンドに対する説得力をより強める効果をもたらしていてよかった。
もっと言うと伏線としてよく出来ていた。


いずれもあってもなくても変わらないような地味な違いではあるけど、むしろ私はこの細かさに感動した。


無印はこのへんわりと大雑把というか結構画一的な感じだったよね。
例えば、3期で不動あるいは飛鷹がヒロトや虎丸を下の名前で呼んでいたの、当時はものすごい違和感を覚えた記憶がある。
(不動なら呼び捨てするにしろ君付けするにしろ、どちらにせよ苗字一択だと思っていたので)


まあ公式の見解と私の勝手な解釈が違ったっていうだけなんだけど。


実際のところ、この細かい違いがストーリーにおいて重要なのかと言われるとそんなことないし、また、皆が同じ呼び方をしていたからと言って制作サイドが設定的に手を抜いているわけでもないのだけれど、


(チーム全員が同じ呼び方をすることで、キャラクターの名前やイメージ、チーム内におけるポジションが視聴者の中に定着しやすいという大きなメリットだってあるわけだし)


あくまで個人的な好みから言うとギャラクシーの細やかさが好ましく感じる。


さり気ない形で個性が出せるうえに、わずかな差異を作ることによってキャラクターがより一層活きてくると思うのです。


あと関係性萌え嗜好の人間が喜ぶ。 ゲフンゲフン


(──まあ実際的な問題・疑問がなくもないよね。角馬の父ちゃん(王将)が実況中継中に虎丸を名前で呼ぶのに対しては毎回なんでやねんと思っていました。基山さんは苗字呼びなのにね。なんでだろうね。)



6/26 ふと思い出したので突発的に追記:


基本的に良い奴なんだけど天馬クラスの聖人にはなれきれない剣城と神童〜とか、いちいちリアリティレベル高くて素晴らしいと思う。
全員が全員、聖人キャラクターだとなんかちょっと宗教じみていてこわいもん・・・・・・



現実を受け止めて前に進んでいける天馬と、素人集団を受け入れられずイラついてばかりの神童と、「天馬の気持ちは尊重してあげたいけれどさすがにあれはちょっと・・・ 神童さんのことも心配だし」ってことでおろおろしている剣城の三者三様の態度がすごく対照的で面白いなぁと思って観ていました。
改めてイナギャラはキャラクターのライブ感がすごい。

天馬 : このメンバーで世界を目指したい。そのためにもまずはみんなにサッカーを好きになってほしい。
神童 :こんなチームで勝てるはずがない。俺たち三人でサッカーをやるぞ。
剣城 : 神童さん・・・・・・・・・。


剣城マジ板挟みの苦労人。


個人的な願望を言うと、円堂と豪炎寺の二人は並び立ってほしい(横でも背中合わせでもいい)けれど、剣城と神童には「まったくアイツは・・・」「天馬らしいですね」って苦笑いしながら天馬の半歩後ろをついていってほしい。
ブレイク組はそれぞれ対等だけれど、グリフォン組はまたちょっと違う。
天馬のよき理解者*1かつ保護者かつストッパー、みたいな二人の立ち位置がすごく、すごく好きなんです。
京拓ちゃんマジ天馬の保護者





アースイレブン愛おしすぎてむしろつらい


・あてんしょーん・

以下はただ作品愛、キャラ愛をグダグダ、ダラダラ書き連ねているだけなので読まなくてよいです。
基本スルーで。



特に瞬木をはじめとした天馬周りが最高中の最高。


天馬と瞬木、天馬と剣城、天馬と信助、天馬と葵あたりが個人的にたまらんです。
あと天馬とカトラ、オズロック。


瞬木さんはファラム戦の「頼む!」「任せろ!」とか、「見たかよキャプテン!?」「あぁ! 最初の一点だ!」とかって会話が超好きです。
珍しくテンション高くて素直にはしゃぐ瞬木かわいいです。
長すぎてここには書けないけど42話の例のシーンも当然好きです。
計3回松風 天馬って言うけどさすがに言い過ぎだろ・・・
ギャラクシー屈指の名シーン名ゼリフだと思ってます。
欲を言えばソウル以外で天馬と瞬木の連携技が何か欲しかったんだが(´・ω・`)


剣城は同じくファラム戦の「(俺は!) お前には! 絶対に負けない!!」ってシーンが超超好きです。
ファラム編は、天馬にとって剣城がいかに大きな存在であったがよくわかる物語となっています。


(正直なところ、剣城入れ替わり発覚後の天馬の言動は私にとってかなり衝撃的なものでした。
まさかあれほどの激烈な反応を見せてくれるとは。涙の破壊力 ゲフンゲフン)


文句無しに最強最高のライバルです、天京。


信助は「やったな信助!」「うんっ!」「信助はアースイレブンのもう一人の守護神だ!!」って会話が超超超好きです。
うん、いやここほんと好きだな?
上二つももちろん良いんですけど、うーん、このシーンがギャラクシーの中で一番好きかもしれない
イナギャの信助が超良い子なのにかわいそすぎてとてもじゃないけれど見ていられなかったので(19話とか)、この二人の会話には本当に心救われました。


(ゲームだと井吹のセリフなんだけど、私は天馬にこの言葉を言って欲しかったのでアニメ版の方が好き)


──まあそれはそれとして、はしゃぐ一年二人がめちゃくちゃかわいいのです。
なんかGO1期みたいだ。
最後のセリフの言い方からも、天馬が新技見て興奮している感じが伝わってきます。
上記のセリフを言うためだけにゴール前まで戻ってきてしまうところとか、彼らしくてとても良いと思う。
天馬の一番の親友は信助をおいて他にいないのだ。


そして葵ちゃんはもう全体的にヤバいです。
缶ジュース渡すシーンとか花冠のシーンとか天馬の心配してるシーンとか天馬信頼してる感が言動のひとつひとつから感じられるところとかいちいちツボに刺さります。お前らカップルかよ・・・!
アニメ中盤の(悩んでいることが)バレてたの?」「天馬のことならなんとなくわかるの」(意訳/うろ覚え)って会話好き過ぎです。お前ら夫婦かよ・・・!!!


他にも井吹と信助とか、井吹と神童とか、鉄角と信助とか、野咲と鉄角とか好きなセットは多いですけど、瞬天京と天葵は特に好きすぎてつらい(大声)


ここで使う天葵はどちらかというとカップリング的な意味合いが近いけれど、瞬天京は単純にトリオ名というか普通にチームメイトの関係性を指してます。親友で相棒でチームメイトでライバルであって彼らの間に変な矢印とかないです。ねんのため!



天馬が前方にパス出して剣城と瞬木がブラックドーン(2回目)とか、逆にシュートコースを塞がれた瞬木がバックパス出して天京でファイトルDD〜 とか、もっとたくさん観たかったのだけど。
ゲームじゃなくアニメで。

*1:ギャラクシーの神童が1ミリ足りとも天馬の理解者には見えないのは・・・・・・ うん、ご愛嬌ってことで、ここは一つ(お茶を濁す