感情はサブカル。現象はエンタメ。
つまり、愛はサブカルで、セックスはエンタメ。
私は生きているけれど、女子高生であることのほうが意味があって、自殺したどっかの同い年がニュースで流れて、ちょっと羨ましい。
(p4)
女子高生のロックで尊大でグルービーな自意識過剰の一人称語りだいすきィ〜〜〜〜〜
(なんか冒頭のあれこれでうっかり阿修羅ガール思い出しちゃったけどまあそれはともかく)JKの視点で描かれた文章が大好きなので読んでいてただひたすらたのしかった。元気になれました。
あとリズム感がすんごい。グルーヴ感。
テンポがとても良い。言葉が脳にするする入ってくる。
さすがは詩の世界の人。読んでいてすごく気持ちがいい。音楽聴いてるみたい。
(´-`).。oO(ジャンルがよくわかんないけどこういう一気呵成に畳み掛けてくる音楽ってあるよね、と思いながら読んだ(※ちなみに言いたいのはラップのことではない))
それともう一つ。
文章に疾走感ありつつも伏線がやたらとしっかりしているから、意外とロジカル(に構成されてる)〜? と思ったし、作品全体に浮ついた印象がなくてよかった。 個人の感想です。
うっすい内容で申し訳ないけど、まあなんかそんな感じ。
(目で文字を追っていくだけで精一杯で頭は全然働いてないからね……)
最果タヒもっと色々漁ってみたい。
それにしてもソフトカバーの本ってこんなにも良いんですね。
文庫本よりもフォントが大きくて、余白がたくさんあって、だけどページ数は逆に少ない(注:ものによる)
作品によっては表紙のデザインが文庫よりずっと凝ってるし、背表紙も裏表紙も装丁の一部だし、何よりサイズが大きいから表紙に迫力があるし!
それでいて、柔らかくて片手で持てるので文庫本的な取り回しやすさがある(自分はハードカバーがかなり苦手)
いいなぁソフトカバー。
ハードと文庫の良いとこ取り。
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