<過去ログ5>
記事タイトル:自己紹介に代えて好きな作品を語る!!
鋼殻のレギオス 文庫 全25巻完結セット (富士見ファンタジア文庫)
- 作者:雨木 シュウスケ
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 文庫
はじめのはじめに
本日「はじめましてのご挨拶」に大規模な追記を行ったのですが*1、内容の割に地味に時間のかかる作業になったので(追記し過ぎたことによって何気に普通の感想記事の倍以上のボリュームへ·····)、取り急ぎ個別記事に分離させてみることにしました。
大した意味は無いです。
何となく記事に残しておきたかったのと、タグをつけて整理しておきたかっただけ。
あとやっぱり短いながらも*2力を入れて書いたので、単独の記事としても読んでもらえたらなぁ、と。
中身は自己紹介記事とほぼ同じで(そりゃそうだ。元は抜粋コピペなんだから)、好きな小説(ライトノベル)と好きなニチアサ特撮のタイトルについてほんのちょこっとだけお話しております。
内容に詳しく触れたりはしていません。
本当に「タイトルについて」だけなので。
細かいことは気にしない。
※8/6追記:追記に追記を重ねた結果、記事がかなりの勢いで膨らみました。投稿当初と比べてボリュームマシマシ。と言いつつ、内容は相変わらず薄味なので記事名から「ちょこっとだけ」の言葉は消さずにいようと思います。
ではではどうぞご覧ください〜 ( ・ω・)ノ HERE WE GO!!
はじめに
趣味がない趣味がないと散々嘆いている管理人こと私ですが、例外的に僅かなりとも人に語ることができそうなものとしてニチアサ特撮と読書の二つが挙げられます。
レベルとしては本当に「僅か」なのですが。
ここでは中身についてガッツリ掘り下げることはできないにせよ、せめて好きなタイトルくらいは残しておこうと思います(いずれ書くであろう感想記事の下地となってくれれば)
というわけで、今回は好きな小説(というかライトノベル)とニチアサ特撮のタイトルのお話です。
微妙におすすめしたりもしています。
ではどうぞ。
ライトノベル
とりあえずラノベ分野では長年あざの耕平作品を追いかけ続けております。
神仙酒、Dクラ、BBB、ポリ銀、東レ、最近だと中公文庫から出た汚猫など。
※左から順に
①「神仙酒コンチェルト」(改題「ブートレガーズ」)
②「Dクラッカーズ」
③「BLACK BLOOD BROTHERS」
④「神曲奏界ポリフォニカ」シルバーシリーズ
⑤「東京レイヴンズ」
⑥「ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ」
のことです。
ていうか、わざわざ略した意味ないですね。
全て好きな作品ですが、Dクラと東レに関してはあまりに別格すぎます。
余裕で朝まで語り明かせそうです。
また、どうも08年前後の作品が自分の肌に合うようで(?)、そのあたりを中心に作品を見繕うことが多いです。
鋼殻のレギオス
オールタイム・ベストを挙げるなら、富士見ファンタジア文庫の「鋼殻のレギオス」(雨木シュウスケ)、次いで「東京レイヴンズ」(あざの耕平)で間違いなし。
とりわけレギオスはラノベのカテゴリーに留まらず、娯楽小説、学園物、バトルファンタジー(SF)として自分史上最高峰に位置する作品です。
永遠の名作だと思います(終盤でなんやかんや言われているのは気のせいだと思いたい)
人物造形、設定、ストーリー、描写、構成、キャラデザ&イラスト····· と全てが全て高水準(ただし作品愛が過ぎて若干公正な判断ができていない節はあります)
特に17巻は墓場まで持っていきたいほどお気に入りです。
レギオスの世界についてジブリを例にものすご〜く語弊を招きそうな説明をすると、
ナウシカの腐海的な汚染された世界(とナウシカでいう”蟲”にあたる巨大な外敵) ✕ ハウル城の超巨大版みたいな自律歩行する移動都市
という感じです。
この世界観(+錬金鋼の設定)が自分としては非常にツボで、大変魅力的に感じました。
まさに「刺さる」といった感じです。
また、個人的に「進撃の巨人」と共通する要素がかなりあると思っているので、進撃(の世界観)がお好きな方にもおすすめします。
常に死の危険性に晒されながら生きる人々であったり、色々と不条理な世界であったり、戦うことを義務付けられた一部の人間であったり····· (雑な例えですが、分かりやすく言うと 汚染獣=巨人、武芸者=調査兵団といったところでしょうか。後者に関しては実際に語弊があるので、あくまでイメージということでm(_ _)m)
ぜひ一読した感想をお聞きしたい。
まあレギオスは学園物でもあるので、あちらと比べれば遥かに平穏無事と言えます。
似ているのはあくまで要素なので、過度に殺伐とした世界は期待しないほうが良いかもしれません。
普段は彼らも学生らしい日常と青春を謳歌してますしね。
そのほか好きなキャラクターについても書きたかったのですが、どう頭を捻ったところで優に十五人を超えてしまうので困り果てました。
·····が、中でもニーナ・リーリン・ハイアの三人はやはり別格、初登場時から変わらず好き。
いずれも主人公力の強いキャラたちですね。 もはや主人公よりも主人公してるんじゃ·····
ここにディックとアインとレイフォンを加えたメンバーを勝手に主人公組と呼んでいます。
イメージ的にはレイフォンが本編主人公(これはれっきとした事実)、アイレイン&ディクセリオの大人二人が外伝主人公(これも事実)、ニーナが真の主人公でリーリンがもう一人の主人公、そしてハイアが裏の主人公って感じでしょうか。(なら影の主人公はクララ·····?)
主人公勢揃いです。みんな好き。
東京レイヴンズ
さて、一方の東京レイヴンズは現時点であざの耕平の最高傑作だと思いますよ。
シリーズ通してずっと面白いのですが、いわゆる過去編に当たる15〜16巻のクオリティの高さが特に際立っています。
主人公トリオ大好き··· (´;ω;`)ウッ
正直この二冊だけで二万文字オーバーの記事が書けてしまいそうなくらい。
ちなみに、この過去編により7巻のとあるシーンの見方が一気に変わります*3。
いや、変わるというよりは「更新される」と言ったほうが適切か?
それはともかく16巻を読み終えたらすぐさま7巻に戻ってみていただきたい。
というかそもそも過去編を読んでいないとあのシーンの意味は理解できないと思うのですが····· 他の読者諸兄はどうお感じになったのでしょうか。
まあ何はともあれ、先日久しぶりに本棚から取り出しページを捲ってみたところ、レギオスに負けず劣らずの傑作であることを再確認しました。
これがいわゆる「全人類に読んでほしい」というやつなのかもしれません。言いませんけど。
難点としてはボリュームの大きさとクオリティの高さゆえに続きがなかなか出ないことですね(17巻はまだでしょうか····· ※20年8月現在)
その他
上で挙げたレギオス・レイヴンズ・Dクラの三作は狂おしいほどに大好き(?)というか、もう存在自体が別格すぎるのですが、当然ながら他にも好きな作品はちょこちょこあります。
「ランブル・フィッシュ」「ダンタリアンの書架」(三雲岳斗、スニーカー文庫)
「タマラセ」「レンズと悪魔」(六塚光、スニーカー文庫)
「陰陽ノ京」(渡瀬草一郎、電撃文庫)
「されど罪人は竜と踊る」(浅井ラボ、ガガガ文庫)
「BLOODLINK」(山下卓、ファミ通文庫)
あたりをパッと思いつきましたが、実際はもっと色々あります。
こうやって見るとコンビ/バディ物が多いですね。
あー。私にしては珍しいチョイスですけど、いつ天も思い出深いなぁ。
実は2020年、なんと7年越しに完結巻を読んだのですが、特に何の問題なく話に入り込むことができました。
いつ天すげぇ···
そのほか、ここでは書ききれなかった作品についてもいずれお話できたらいいな〜と漠然と考えております。
管理人のやる気に火がつくまでしばしお待ちください·····
ニチアサ特撮
スーパー戦隊シリーズ
特撮ジャンルにおきましては、ニチアサの名の通り日曜朝に放送されるスーパー戦隊シリーズと平成ライダーシリーズの視聴が毎週の楽しみです(そう言えば最近令和ライダーシリーズになったんだった····· ←素で忘れていました)
とか言いつつ戦隊の方は全然全く詳しくないのですが(ごめん)
リアルちびっ子として観ていたマジレン、ゴーオン、シンケンなどは結構記憶に残っています。
あとカッコいいOPと言えばゴセイジャー。
その他、直近で言うとルパパト(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)は良かった。
というよりこの年のニチアサは本当に良かった。
ライダー/プリキュア含め、トータルで見てシリアス極めた感じがいずれも最高だった(所々ネタが被っているのはどうなんだって感じがしなくもないけれど)
ルパパトはタイトルそのまんまで、警察と快盗(✕怪盗)という二つの戦隊が登場するのですが、なんと彼らは互いに主役(メイン戦隊)でありながら敵同士。
キャッチコピーが「正義のアウトローVS絶対のヒーロー」(←カッコいい!)ということで、彼らの近くて遠い関係と対立構造を軸に「本当に正しい」正義とは?ヒーローのあるべき姿とは?絶対悪とは?偽善とは?といったヒーローモノに付き物の問題を深く深く掘り下げていきます。
自分はこの手のテーマが大大大好きなので、ルパパトは当然のことながら、後述する仮面ライダービルドや仮面ライダードライブ(いずれも正義やヒーローの在り方をメインテーマにした作品)に関してもかなりの思い入れを持っています。
特にシナリオに関しては一般的にもかなり高い評価を得ており、スーパー戦隊シリーズでは初となるギャラクシー賞を受賞して、私含む一部の人々をびっくり仰天させました。
ギャラクシー賞:放送批評懇談会が日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞(コピペ)
以下Wikipediaからの引用。
2つの戦隊の対決を軸としたストーリー構成とそれに絡む人間ドラマが高年齢層からも評価され、スーパー戦隊シリーズでは初めて、放送批評懇談会による「ギャラクシー賞」を受賞した(テレビ部門の2019年2月度月間賞)。
また、脚本家の三谷幸喜は朝日新聞のコラムで「息子に勧められ、付き合いで観ていたのだが、いまは親子ともども、いやむしろ僕のほうが夢中になっている」と本作品のシナリオを称賛するコメントを載せている。
ja.wikipedia.org
↑引用元はこちら。
シリーズ門外漢の自分が言うのはどうかと思うけれどイチオシの作品です。良いですよ。
まあ前述の通りビルドと色々ネタが被ってしまってはいるのですが(作品自体のテーマとか男二人の関係に焦点を当てた展開とか合体とか人間じゃないとか諸々)
平成ライダーシリーズ
一方、仮面ライダーの方は、平成ライダーシリーズ以降の作品は大体観ています。
その中でも龍騎、555、剣、カブト、ドライブ、ビルドが特に好き。
ライダーに限らず特撮作品ってドラマとアニメの良いとこ取りのため様々な見方(楽しみ方)ができるのが魅力の一つだと思うのですが、個人的に最も優先したいのはやはり「カッコ良いか否か」です。
うーん。優先順位をつけるのは非常に難しいのですが、
デザインのカッコ良さ≧演出・アイテム・ギミックのカッコ良さ>キャラクター≧シナリオの完成度>>>役者さんの演技>その他曲など
ってな感じでしょうか。
現状ではカブトが圧倒的な強さで個人的カッコ良さランキングの一位に君臨し続けており(今後抜かれることはない気もする)、以降は555、僅差で龍騎という風に続きます(龍騎はなんと言っても秋山蓮の変身プロセスにロマンがあり過ぎる)
ストーリーとしてはファンタジーよりはSF色強めの作品が好きですね。
新たな設定を知る度にテンションも比例して上がっていきます。
とは言え一見してファンタジーな内容でもよく考えたら作品の根幹はサイエンス!ってパターンが多いので何とも言えませんが(そもそも仮面ライダーの本質はSFだろ定期)
また、平成一期後半以降は一部の作品を除きライダー変身者の決めゼリフ持ちが恒例化しましたが、こちらに関してもカッコいいと俄然喜びます(具体的には照井とか一海とか好きです。振り切るぜ!)
閑話休題 (´,,-ㅿ-,,`)フゥ-
ビルド/ドライブ
いずれもここ数年で最も好きな作品です。
昨日、暇に明かしてwikiを延々眺めていたら、無性にドライブとビルドを観返したくて堪らなくなりました。
どちらも名ゼリフと名シーン、そして名キャラクターが本当に多いんですよね。
また、終盤の展開のえげつなさとカタルシスへの昇華が見事です。
それぞれキャラクターは個性豊かで非常に楽しいですし、緩急のついたストーリーも抜群に面白い。
そして肝心の戦闘(特撮)パートもシンプルにカッコよく、評価できます。
特にビルドは戦闘シーンの演技と演出がカッコよすぎるので同じ話を何度も何度も何度も観返しています*4
ハザードは止まらないと涙のビクトリーとほとばしれマグマ!とゼロ度の炎はもう何回観たかわからないほどです。*5
加えてスーツデザインもかなり久しぶりにツボでした。
ていうか近年よく見る暗所でキラキラ光るライダースーツ*6、夜戦や地下戦で映えるので本当にカッコいいですよね(めちゃくちゃ失礼な話ですが、カブト以来はじめて初見でシンプルにカッコイイ!と思いました。特にクローズとビルドハザードFの完成度が素晴らしすぎる····· これ以降のライダーはゲイツやゼロワン、バルカンなど見目好いデザインが目白押しなので個人的にわくわくニマニマです)
そしてなんと言ってもこの二作は最終回が非常に良いので、最後まで通して観てほしいと思っています。
明るい未来に向かって皆それぞれに走り出す、爽やか且つ希望に満ち溢れたドライブのラストシーン。
もはや運命とか宿命といった言葉を想起させる相棒とのエモーショナルな関係と、誰も予想出来なかった斜め上の伏線回収とで、視聴者に強烈なインパクトを植え付けたビルドのラストシーン。
両方大好きです。
どちらも見やすく・熱く・面白く、ゼロワンからライダーに入られた方にも自信を持っておすすめできる名作です(各所で色々言われているけれど自分としてはいずれも名作だと思っている)
余談:ビスコとビルド
以下ものすごい余談なんですけど、18年8月というほぼ全く同じ時期にビルド最終話(第49話「ビルドが創る明日」)の視聴と「錆喰いビスコ」3巻(瘤久保慎司、電撃文庫)の読了を立て続けに行ったために、約一ヶ月ほど「相棒との強い絆」「お互いへの厚い信頼」に思考が洗脳されていました。
戦兎と万丈、ビスコとミロの関係と雰囲気ってなんでかめちゃくちゃ似てませんか·····?
そう思うのは自分だけ·····?
〈ビスコ3巻〉
〈ビルド49話〉
www.tv-asahi.co.jp
↑こちらは最終回のあらすじが顛末まで全て書いてあるので完全にネタバレ記事。未視聴の方は閲覧注意ですよ。
両者は微塵も関係ありませんが、セットで観ても(読んでも)いいんじゃないかな〜?というのが個人的な意見です。
感覚が麻痺すると思います。
まとめ
とまあここまで書きましたが、平成ライダーは長年追いかけてはいるものの、コアなオタではなくライトなファンです(今ビクつきながらこの記事を書いています)
そもそも東映作品しかフォローできていません。悪しからず。
また、夏の劇場版とVシネ(テレビ本編終了後の後日談や外伝などのスピンオフ作品)までは確実に追いますが、舞台の円盤を買うかどうかは作品によりけりです(ドライブは買った)
☆彡 ☆彡 ☆彡
以上、余計な情報まで入れたので思ったより長くなりましたが、ラノベとニチアサ特撮における好きな作品タイトルでした!
<おわり>
*1:実はあの記事は毎日ちょこっとずつ更新しております。この先もおそらく日々マイナーチェンジを繰り返すことでしょう。もし気になったら時々覗いてみてくださいね (人・ω < )えへ
*2:初めは短かったんです、本当に
*3:ヒント:「懐かしい友人」の正体
*4:実家に帰った際、当時高校生だった弟に21話の戦闘シーン(ビルドハザードFがクローズチャージをオーバーフロー状態でぶん殴るところ)を見せてみたところ「確かにこれはカッコいい」とのお墨付きを貰いました。なお、彼の野球部のお友達にも熱烈なビルドファン/ライダーファンがいるようです。
*5:21話「ハザードは止まらない」、22話「涙のビクトリー」、31話「ほとばしれ!マグマ」、47話「ゼロ度の炎」
*6:スーツそのものが光っているのではなくおそらく演出かと